若い時にフリーランスエンジニアに転職するべき?

皆さん、こんにちは!

今日は「若い時にフリーランスエンジニアに転職するべきか?」について取り上げて行こうと思います。

現在、正社員としてエンジニアのお仕事をされている方の中には、フリーランスエンジニアは高単価だし、自分の好きな言語を選んで仕事も出来るから、正社員として仕事をするくらいなら、直ぐにフリーランスになった方がいいのではないか?と考えている方もいらっしゃると思います。

 
ヒロ
この記事はこんな人におすすめ!

・会社員からフリーランスへの転職を考えている

・フリーランスのメリット・デメリットを知りたい!

今回は転職エージェントの知人やSES会社の経営者の方にも話を伺い、また現役のフリーランスエンジニアをしている私の観点も含めて、メリットとデメリットを纏めてみました。

現在、フリーランスエンジニアとしてのキャリアを考えている方は是非ご参考になさって下さい。

【メリット①】


一つ目の理由は「収入が大幅にUPする可能性が高い」ということです。

私は新卒6年は会社員としてSEを経験。その後3年半、外資系の金融企業で営業職を経験した後、フリーランスエンジニアに転職をしました。
そんな私のフリーランスエンジニアとしてだけの現在の月収は、当時新卒で6年SEとして働いていた時の4倍超になります。
勿論、現在の月収を自慢したいわけではなく、単純に仕組みが会社員とは変わるので、余程の理由がない限り月収が増えるという事なんです。
会社員という枠の中では、まだまだ年功序列社会ですし、企業という枠の中では、成果を大きく上げたとしても、給料として一個人の給料に成果を反映させるにも限界があります。全てがそうではありませんが、大半の企業がまだまだそうではないかと思います。
これがフリーランスになる事で、対企業と個人(エージェントを利用している場合はその限りではありませんが)でのやり取りになる訳なので、報酬がダイレクトに反映される訳です。

同じ時間、同じ仕事量をこなすのであれば、当然時給単価が高い方が、プライベートでやれることや選択肢の幅は広くなりますし、メリットだと思います。

【メリット②】

二つ目の理由は「資産形成が若いうちから出来る」という事です。
私は元々金融業界でも数年間仕事をしておりFP資格も所持していますが、これが1番後悔している事の一つです。

フリーランスエンジニアは、資産形成する為の余剰資金が作りやすい、非常に魅力的な職業だと思っています。

そもそも、なんで資産形成の話なの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さんも将来の年金・医療費・消費増税の問題をニュースで何かしら耳にした事があるのではないでしょうか?

「これからの日本のために財政を考える」
https://www.mof.go.jp/zaisei/first-guide/index.html

上記の資料は財務省が公表している資料になりますが、この資料にも記載されている通り、今後の日本では社会保障費の増大、少子高齢化、消費増税、年期問題等により、今の現役世代に大きな負担を強いる可能性が高いと思われる課題が多く存在しています。

そうなった時に、フリーランスエンジニアという職業は、若いうちでも実力があれば、かなりの高収入を稼ぐ事が出来る可能性が高い職業ですし、また若いうちから資産形成の準備を行う事は非常にメリットがあります。
そのメリットとはズバリ「複利」の力を利用できるからなのですが、この複利については以下のテーマで詳しく取り上げているので、併せて是非ご覧ください。

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【メリット③】


三つ目の理由、それは「失敗してもやり直しがきく」という事です。
若いうちであれば、もしフリーランスエンジニアにチャレンジして、もしうまくいかなかったとしても、正直転職して正社員に戻ることは簡単です。
しかし歳を取ればとるほど、失敗するリスクはそれだけで高くなります。なので若さは本当にそれだけでも武器になると思います。

【デメリット】

ただし、一つだけ私から重要な点をお伝えするとすれば、フリーランスエンジニアになるには「2~3年以上」は会社員のエンジニアとして、キャリアを積んだ方が良いと思います。
何故かというと、フリーランスエンジニアはお客様から高いスキルを期待される事が多いです。勿論これは高収入を得ている訳なので、当然ではあります。この高いスキルの判断材料として、残念ながら多くの案件では「新卒3年以上の経験」での募集が非常に多いです。
また、新卒3年未満でOKな案件があったとしても、単価が非常に安い場合が多い傾向があります。
ただ、実際には努力と実力で高収入を稼いでいる若いエンジニアの方がいらっしゃるのも事実です。しかしそれはかなり少数だという事はお伝えしておきたいと思います。

まとめ

高収入でもあり、自分の好きな言語やスキルの案件を選べるというメリットもありますが、それは前提条件としてエンジニアとしての経験がある事があるからなのです。

今回はFPとしての私の観点も含めて、まとめてみました。現在、フリーランスエンジニアとしての転職等を考えている方のご参考になれば幸いです。

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