皆さん、こんにちは。
現役フリーランスエンジニアのヒロです。
今回のテーマは「単価を上げる3つのポイント」についてお話していきたいと思います。
フリーランスエンジニアとして仕事をされている方の中には以下のような悩みを抱えている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
・思うように単価が上がらない!
・単価交渉したいけど、そのせいで契約を切られるのが怖い!
・新しい高単価案件に参画したいけど、スキルと見合うか不安でなかなか一歩踏み出せない!
実際に私も報酬が上がらずにかなり悩み苦労した時期があります。
そんな私ですが、フリーランスエンジニアとなってから、四苦八苦しながらも3年半で報酬を「170%UP」させる事が出来ました。
勿論、自慢をするわけではなく、自分自身も単価を上げる為に試行錯誤する中で、単価をUPさせる為に分かったコツが幾つかあるので、今回はそれをまとめてみました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。それでは早速ご説明していきたいと思います。
単価UPのポイント①
案件の中で自分しか出来ない作業や情報をいち早くピックアップする
これは、私が案件に着任する際に常に意識している事の一つになります。
基本的に皆さんの多くが以下のような構図で案件にアサインされる事が多いのではないでしょうか?
↓
所属先企業
↓
取引先企業
端的に言ってしまうと、出向先企業や所属先企業であったり、どちらが相手であっても「この人が今抜けたら困るな」という状況を作るという事が非常に大切です。
実際私も、所属先の某F社の所属として、取引先企業に出向する形で案件に参画する事が多かったです。
単価交渉をする場合には、自分が所属しているエージェント会社の営業を通して、所属先企業と単価交渉をする事が多いかと思います。
この際に、実際にアサインされた現場のPM・PLさん、もしくはお客様側に「今〇〇さんに抜けられたら非常に困る」という状況を作り出すことができると、単価交渉が第三者の影響で非常に進めやすくなるのです。
実際私も単価が上がらなくて悩んでいる事と、単価がもっと高い案件を探したい旨を、自身が所属しているエージェント会社の営業に伝えたところ、所属先企業の現場でお世話になっていた、当時のPMさんから非常に強い引き留めをありがたいことに頂戴し、それがきっかけで単価が上がる事が多かったです。
単価UPのポイント②
直取引案件か注意する
皆さんは自社から出向した取引先が直接の相手先だと思ったら、実は別会社の所属社員というていで案件にアサインされたなどの経験はありませんか?
当然、会社員としてエンジニアをしている場合は、給料に大きく影響する事はありませんが、フリーランスエンジニアとして仕事をする場合には、自分と直接アサインされているお客様先との間に何社挟まっているかが非常に重要になります。
端的に言ってしまえば、より直取引に近い方が、中抜きが無い為、単価も上げやすいという事なんです。
実際、私は単価が一気に10万程上がった事がありましたが、これは中抜き会社を一社抜いた形で、所属先企業を通して取引先企業の案件を請け負う事ができたためでした。
勿論会社間の都合もありますので、しばらくは別案件に参画し、その後正式に契約をし直したという形です。
ITエンジニアの業界では、この中抜き会社が一体何社挟まっているんだろう?という事は非常によくある話です。
もし先を見据えての単価交渉を狙って、案件にアサインされたとしても、企業側からだしている単価を中抜き会社が仲介手数料として取っていた場合には、非常に難しいどころか、もうその案件を幾ら頑張っても単価が上がらないということもあり得ますので、もし可能であれば確認する事をお勧め致します。
単価UPのポイント③
短期契約で期間満了後に交渉する
これは自分自身がしっかりと、お客様から評価される仕事をし、それを印象付けておく事が前提ではありますが、契約期間が終了するタイミングは絶好の単価UPの交渉タイミングだと思います。
これがそもそも、契約期間が最初から半年・1年という場合だと、交渉するタイミングを掴みずらいだけでなく、企業側もその金額を前提で契約をしている訳ですので、なんで途中から金額を上げなきゃいけないんだとなってしまいます。
この短期契約を結ぶメリットは、自分自身が案件とマッチしないと思った時にも、契約期間満了までの期間が身近く、そのタイミングで、円満に案件を終了する事も可能ですし、仮にその短期間の間であっても評価される仕事が出来ていれば、単価交渉がしやすいという点もメリットとなるわけです。
まとめ
という事で、私自身が単価交渉の際に、意識していた事を纏めてみました。
皆様、如何でしたでしょうか?
最後に単価交渉におけるポイントについて、もう一度おさらいをしてみましょう!
もし皆さんも単価が上がらないとお悩みの場合は、上記の観点を意識されてみては如何でしょうか。
フリーランスエンジニアとして仕事をしていく上では、単価を上げていく交渉は重要な事です。