フリーランスエンジニアは常駐型・在宅型どっちがおすすめ?

  • 2022年5月28日
  • IT

近年、会社員からフリーランスに転身する方が増えてきていますね。

そこで今回はフリーランスの主な働き方2種類、常駐型在宅型ついて比較し、メリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

 
ヒロ
この記事はこんな人におすすめ!

・常駐型・在宅型で悩んでいる人

・自分のライフスタイルに合う働き方を模索している人

 

この2種類の働き方、どちらを選択するかによって自分のライフスタイルにはかなり影響が出てきます。

どちらの働き方が自分のライフスタイルに合っているか考えて頂けるように、まとめてみたので、是非参考にしてみて下さい。

常駐型フリーランスとは

常駐型フリーランスとは、案件ごとに企業と契約を結び、契約先の企業に常駐して作業を行う働き方になります。1~3ヶ月など、一定期間ごとに契約・更新を行うケースが多いです。

報酬は契約締結時に定めた金額が、契約締結時に定められた期間ごとに支払われる形となります。

常駐型フリーランスのメリット

案件が豊富で仕事を見つけやすい

常駐型案件は在宅型案件に比べ、セキュリティの安心や企業で複数の人とプロジェクトをスムーズに進めていくことが出来ることから案件が豊富となっています。

また、常駐型案件を紹介してくれるエージェントも沢山あるため、仕事を見つけやすく、万が一契約が切れてしまっても仕事がないといった期間を最小限に抑えることができるでしょう。

安定した収入を得ることができる

常駐型案件は在宅型案件に比べ、長期案件が多いことから企業との契約を更新していくことが出来れば安定した収入を見込めることが可能になります。

また、この更新時期に自分のエンジニアとしての価値が認められ、企業に評価されれば収入アップも可能なので、更に安定した収入を得ることができます。

マネジメントスキルを身につけることができる

常駐型は1人で作業をこなす在宅型とは違い、企業で他のエンジニアとプロジェクトを遂行していくため、必ずPMが必要となってきます。PM案件を獲得することが出来ればマネジメントスキルを得ることができ、今後のエンジニア人生にとってかなりの強みになります。

より、価値の高いエンジニアを目指したいという方は経験を積んでおくとより可能性が広がっていきますね。

常駐型フリーランスのデメリット

結果が求められる

常駐型は長期案件が多いことから収入面において安定することは先ほど述べましたが、これは企業と継続して契約をしていける場合です。そのためには即戦力となり結果を出すことが求められます。

長期案件だから安心と思っていても結果が出せなければ契約は切られてしまいます。

こういったプレッシャーは在宅型の案件に比べ負荷がかかるかもしれません。

常駐先の就業規則に従い勤務しなければならない

在宅型とは違い、常駐型は客先にて仕事を行うため、自分の好きな時に好きな場所で働くといった自由はありません。

常駐案件は出社して勤務する形が多いため、会社員と同じ通勤から逃れることは出来ないでしょう。

また、常駐先が硬い企業の場合スーツ出社も多く、服装自由という訳にはいかないかもしれません。

常駐型フリーランスに向いている人

自由な働き方を求めるというよりも会社員の頃より多く稼ぎたいという人が向いてると思われます。働き方に関しては会社員とほとんど変わりませんが同じ技術でもフリーランスの方が圧倒的に収入面はアップします。

また、フリーランスとしてしっかりとキャリア構築したいと思っている方にとっても常駐型は向いていると思われます。これは案件が豊富にあり、自分の技術の向上やマネジメントスキルまで幅広く経験を得ることが出来るからです。

ただし、フリーランスの特権である自由度に関しては会社員とほとんど変わりませんのでこちらだけ注意しておきましょう。

在宅型フリーランスとは

在宅型フリーランスとは、主に案件ごとに企業と契約を結び、自宅で作業を行う働き方になります。請負契約の場合は成果物に対して、準委任契約の場合は業務遂行に対して報酬が支払われる形になります。

在宅型フリーランスのメリット

常駐型フリーランスに比べ場所や時間の自由度が高い

在宅型は常駐型に比べ、会社に出社することもなく好きな場所で作業をすることができます。また、勤務時間が決まっているわけではないため好きな時間に作業をすることもできますし、休みも自分で好きに設定することができます。

自分のライフスタイルに合わせて働くことができる

場所、時間の自由度が高いことから、今ご自身が1番大切にしているものを最優先にしてライフスタイルを構築することができます。

誰しも仕事を1番に優先させて生きて行くという事はないと思います。在宅型で働くという選択をすることにより子育て・介護・趣味などへ時間を最大限使うことができ、人生の幸福度を高めることが可能になります。

そのためにも自分自身のスキルを高めておくことは人生の可能性を高めることが出来るとも言えるでしょう。

在宅型フリーランスのデメリット

安定した案件獲得が難しい

そもそも在宅型案件は常駐型案件に比べて少ないという特徴があります。また、常駐型案件はエージェントを通して豊富な案件を紹介してもらえたりもしますが、在宅型案件となるとクラウドワークスで仕事を探したり、企業に直接営業をかけたり、人脈等を使って一から自分で仕事を獲得していかなければなりません。こういったことからも安定した案件の獲得は常駐型よりも難しいと言えるでしょう。

スキルを切り売りして収入を得る

常駐型の場合は自分のスキルを高めるための案件も豊富ですが在宅型の場合は今持っているスキルを使ってこなせる案件をこなすことがほとんどです。これは依頼する企業側もリスクを負いたくはないため、その人のスキル以上の案件を任すことに対しては慎重にならざるをえません。

よって今自分が持っているスキルを切り売りすることにより収入を得ることになるため、案件をこなしているだけではスキルアップすることは難しいかもしれません。

モチベーションの維持が難しい

在宅型は家で1人で作業を行うため、仲間と一緒に作業をするという環境ではありません。こういった環境からモチベーションの維持が難しく納期に遅れてしまうなんてことも起きる可能性があります。モチベーションの維持をしっかりしていくためにも同じような仲間を作り、日頃からお互いの進捗などを報告し合ったり、高めあっていくのも一つの方法でしょう。

在宅型フリーランスに向いている人

自分自身でモチベーションの維持や、目的意識、将来設計が出来る方は在宅型で働くことに向いていると思われます。正直、常駐型に比べ、在宅型として継続して働いていくことはかなり難しいこととされていて会社員に戻る方も少なくありません。営業も自分自身で行っていく必要があるため覚悟を持って取り組むことが必要になります。

とはいっても在宅型は自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることができるため、子育てとの両立などとの相性はかなりいいです。自分の夢などがある人にとってもそちらの時間を優先させることが出来るため、こういった方にも向いていると言えるでしょう。

おすすめの働き方について

今回は常駐型、在宅型の2つの働きについて紹介してきましたがもう一つおすすめとして、サービス開発型という選択肢もあります。

こちらは報酬をもらうのではなく、個人でSNSのアプリを作成して広告収入を得たり、ツール系のサービスを作成して有料販売をしたりなど行って収益化を目指す方法になります。

こちらは一定のユーザーを獲得出来れば少量の作業で大きくお金を稼ぐことも可能です。

ですが、ユーザー獲得を安定させるためにはある程度の資金力と時間が必要になりますので、こちらに挑戦したい方には週に3〜4日は常駐型で働き収入を安定させ、残りの空いている時間で在宅型案件をこなしつつ、自分のサービスの開発も進めて安定させていくといった働き方をおすすめします。

ぜひ、皆さんもサービス開発も働き方に取り入れて一攫千金を目指してみて下さい。

最新情報をチェックしよう!